「地域ねこ活動」って、な〜に?
野良猫を「排除」するのではなく、私たち人間と同じ命あるものとしてとらえ、地域の中で野良猫を「適正管理する」ことで、地域住民との共生を認め合意のもとで、地域の住民と、ボランティアが協力して行う活動です。愛知県では『愛知コミュニテイキャット推進プロジェクト』として、「地域ねこ活動」を支援しています。こうして、地域ぐるみで今生きている野良猫を飼養しながら、徐々に頭数を減らし、トラブルも解決していきます。環境の美化にも繋がります。
平成25年4月、「東郷町地域ねこの会」として、東郷町ボランティア団体登録をしました。
「どんなことをするの?」
地域住民が主体となり、ボランティアの協力を得ながら・・・
@不妊・去勢手術をする
A適切な餌やりをする
B給餌場所の清掃・管理をする
C猫トイレを設置し、糞尿の始末と管理をする
D地域で協力し、@~Cを継続して実施していく
「地域ねこ活動の効果は?」
@不妊去勢手術による効果…新たに子猫が産まれないので、猫の数が増えず、今ある一代限りの命を全うさせることができ、殺処分することなく徐々に数を減らすことができます。(のらねこの平均寿命は3~5年といわれています)また、発情によるケンカ、鳴き声がなくなります。オスの尿の臭いが薄くなります。
A適切な餌やりによる効果…空腹でごみをあさることがなくなります。食べ残しを清掃することにより、カラスやネズミ等の餌になるのを防ぎます。
Bトイレの設置と清掃による効果…トイレの場所が定められることにより、民家の庭などにむやみに糞尿をすることがなくなります。
C地域で動物をかわいがる気持ちがうまれます。
D周辺の環境美化による効果…猫の給餌場所・トイレの管理をすることで、周辺の美化につながります。
(愛知県「所有者のいない猫の適正管理マニュアル」より)
「餌やるな」で解決しないのはなぜ?
猫には縄張りを決めその中で生き続けていく習性があるからです。猫のテリトリーは半径大体500メートルで、決して広くはありません。既にそのあたりを徘徊している猫は餌をやらなくてもその縄張りから離れていかず、追い払っても帰ってくるので、問題解決になりません。餌がなければ、ゴミをあさったり、家に侵入するなど迷惑行為をしながら子を産み増え続けます。
野良猫の数と被害を減らすために地域で協力しませんか。
3月17日 白鳥4丁目1押草緑道(高嶺小学校北) メス猫(NO1白黒)不妊手術(耳カット)・堕胎・ワクチン接種・ノミダニ駆除(11050円 )
オス猫(NO2黒)去勢手術・ワクチン接種・ノミダニ駆除(6850円)
3月26日 一般社団法人 愛知地域ねこ応援団 加入 (入会費・年会費8000円)
3月28日 白鳥4丁目1押草緑道(高嶺小学校北) メス猫(NO3灰サビ)不妊手術・堕胎・ワクチン接種・ノミダニ駆除(9250円)
3月30日 白鳥4丁目1押草緑道(高嶺小学校北) メス猫(NO4黒)不妊手術・堕胎・ワクチン接種・ノミダニ駆除(11050円)
メス猫(NO5黒)不妊手術・ワクチン接種・ノミダニ駆除(8950円)
計 55150円
4月3日 東郷町ボランティア団体登録(社会福祉協議会)・ボランティア保険加入(150円)
4月8日 東郷町いこまい館町民活動センター利用団体等登録(くらし協働課)
4月16日 役場環境課・都市計画課に地域ねこ活動について説明
4月22日 白鳥4丁目1押草緑道(高嶺小学校北) メス猫(NO6茶トラ)不妊手術・ワクチン接種・ノミダニ駆除(8950円 ボランティア負担)
4月23日 白鳥4丁目1押草緑道(高嶺小学校北) 清掃
計 9100円
合計64250円
5月1日 白鳥2丁目 Yさまより、猫ドライフード・缶フード寄付をいただきました。
5月7日 一般社団法人 愛知地域ねこ応援団 より、TNR基金を受け取りました。(NO1メス・NO2オス・NO3メス・NO4メス・NO5メス の5頭分)
メス避妊手術費用 5000円、オス去勢手術費用 3000円(ワクチン接種・駆虫費用は含まれません) 23000円
5月8日 「東郷町地域ねこの会」規約 作成
5月9日 団体口座開設 ( ゆうちょ銀行 ) 団体名銀行印 3335円
5月 日 「東郷町地域ねこの会」ボランティア会員募集の三つ折りチラシ作製 コピー用紙 500枚 980円
・住民の皆様の合意のもと、活動を進めたいと考えています。自治会等に出向いての説明会の実施などを、自治会の方々などと相談しながら検討中です。
・ゆうちょ銀行に団体口座を開設しました。「ワンコイン募金(一口500円から)」、募金箱設置などで、皆様からのあたたかいご協力を頂けると大変助かります。
活動費として、大切に使っていきたいと思います。
・ボランティア活動を一緒にしませんか?地域ねこの会、会員募集中です。